挑戦する事

あなたは失敗する可能性が高い事に挑戦できますか?
これをお読みの方の答えはどうでしょうか。


ある方は、失敗する可能性が高いのであれば挑戦なんて時間の無駄だという方がいるでしょう。
ある方は、成功する可能性が少しでもあるならば挑戦する価値はあるという言う方もいるでしょう。
ある方は、分からないから一旦保留にするという方や、
どうしていく事が良いか一度分析しますという方もいるかもしれません。


では、一方で学生などの若い方が、失敗する可能性が高いことに挑戦しないと、
どのように思うでしょうか。
例えば、運動神経が悪い小学生がサッカーの練習をしても、どうせ上手くならないからと
挑戦する事をしないとしたら。
例えば、中学校での数学で因数分解が分からず、テストで悪い点数を取り、
勉強しても上手くなるかはっきりしないから、やらないと言い出したら、どのように思うでしょうか。


大人は失敗するかもしれない事は避ける権利はあるけれども、
子どもは例え失敗を繰り返しても失敗を恐れずに挑戦しなければいけない。
何とも変な話ですね。


大人は失うものが多いので失敗やリスクを考えて行動しないといけないという人もいました。
では、大人はリスクが少ないモノであれば、挑戦し続けるのでしょうか。
例えば、勉強などの身になるか分からないけれども、身にならなかったとしてもリスクの無いものや、
スポーツなどの一日で1時間だけ、無理をしなければ体も痛めないものであれば、
どんどんと挑戦するのでしょうか。


自分が今まで挑戦していなかった事、
興味があるけれども失敗したら上手くできなかったら恥ずかしいと思ってやっていなかった事、
出来ますでしょうか?


ある面白いお話を伺いました。
お子さんに英語を学ばせたい時には、ご両親が英語を話しなさい。そうすれば子供も自然と英語を話すでしょう。
お子さんに勉強して欲しいのなら、ご両親が勉強する姿を見せなさい。そうすれば子供もその姿を見て、
勉強するでしょう。

お子さんに優しい人に育って欲しいのなら、まず自分が優しくしなさい。そうすればその姿を見て学ぶでしょう。
お子さんに努力をして欲しいのなら、まずその姿をお子さんに見せるようにしなさい。
そうすれば、お子さんも努力をしてくれるかもしれません。


さて、子供に対して様々な事に挑戦して欲しいのなら、まず自分たちがする必要があります。
自分たちが全く挑戦せず、何も変わらないのであれば、子供もその姿を見て学ぶと思います。


挑戦する事、皆さんはできそうでしょうか。

出来ないと思っているのなら、それを失敗してもいいからやってみる事がまず初めの挑戦に繋がります。