心理的瑕疵

瑕疵という言葉を聴いた事がありますでしょうか。
意味としては「きず。欠点または過失。法律上、何らかの欠点や欠陥がある事」です。


例えば、パソコンのキーボードを購入した際に、Enterキーが取れていると瑕疵と言います。
では、タイトルの心理的瑕疵とは何でしょうか。


これはつい先日、不動産関係の方から聞いた言葉です。
心理と言う言葉が付いていたので、気になり詳しく聞くと、
少し怖いお話を伺いました。


心理的瑕疵とは、その言葉の通り、心理的な瑕疵=心理的な欠陥がある事です。
例えば、前に住んでいた方が何らかの理由で亡くなられたり、
火事などの事故があり、家屋としては欠陥は無いけれども、
心理的に気になる事がある事が心理的瑕疵というそうです。


このような物件は事故や欠陥の度合いによりますが、
新聞などに載った大きな事件などでは非常に安価になるそうで、
最近では心理的瑕疵物件を借りたいという問い合わせもあるそうです。
皆さんは住んでみたいでしょうか。


とは言っても、そのような怖いものだけではなくても心理的瑕疵に当たる場合があるそうで、
近隣で事故があった場合も心理的瑕疵物件に当たるそうなので、
知らなければその部屋では何も無い、ちょっとお得な物件になるそうです。


この心理的瑕疵に関して、私は本当に心霊現象が起こるかどうかは分かりません。
幸か不幸か、私は今までそのよう現象に遭遇した事がありませんし、
この日本も歴史的に2015年以上、年表を数えていない時期も含めると
何万年前から存在するので、きっとどのような場所でも何かしらの事故や死んだ方がいるだろうし、
そこで何にも感じない自分は何処でも何も感じないのだろうと思っています。


ただ、実際に感じると仰る方にはお会いした事があり、
その方の体験を伺うと、本当に恐ろしい体験もしているので、
怖いもの見たさの性格もありますが、何も感じなくて良かったと思う点もあります。


心理的瑕疵、特に何か問題がある訳ではないけれども、心理的に気になる欠陥、
気になり始めたり、疑問が生じ始めると、その恐怖は大きくなってきますし、
あまり関連が無い事もきっとこの物件のせいだと思い込む、バーナム効果という機能も
人にはあります。


自分にあった住処を選び、一日一日を充実して過ごして下さい。