紅葉の思い出

寒くなり、木々の紅葉も綺麗です。
落ち葉も多くなり、掃除をされている方が
早朝に一生懸命に掃除をしてくれています。
 
灯油を販売する車も見掛けるようになり、
すっかりと年の瀬を意識する季節になってきましたね。
 
私は紅葉を見ると毎年思い出す事があります。
それは、嵐山のふもとで紅葉狩りの絶好のポイントがあるらしく、
中学校の頃に先生から一度は見た方が良いと言われた事があります
 
渡月橋から少し登った所に神社があるらしく、
そこが一面もみじが茂っていて、真っ黄色の中を歩くことができるそうです。
その話を聞きながら、綺麗そうだなと想像していました。
 
その話を紅葉を見る時期に思い出し、
紅葉を見ながら行かずじまいで、
年の瀬には慌ただしくなり、すっかり忘れてしまい、
また翌年のこの時期に思い出すのです。
 
皆さんにもこのような事はありませんか?
 
長年、なんとなく行きたいと思っている所、
きっかけがあれば、やりたいと思っている事、
それでも、なかなかできていない事はないでしょうか?
 
もし明日、事故にあって、それが出来なくなってしまったとしたら
後悔するような本当にやりたい事であれば、
それは絶対にやった方が良いと思います。
 
ただ、まだやっていない事、
例えば、私の紅葉狩りのような、
やっていないからこそ、毎年思い出し、
中学生の頃を思い出すような事であれば、
あえて思い出し続ける為に、
やらないでいるのもアリなのかなとふと思いました。
 
叶わなかったからこそ、未完成の思い出だからこそ、
頻繁に思い出す事があります。
 
思い出すと懐かしい思い出に浸れるようなら、
置いておくのもアリだと思います。
 
勿論、思い出したくない思い出なら、
カウンセリングなどで未完の感情を吐き出し、
忘れてしまうのも良いでしょう。

懐かしい良い思い出を大切にしながら、
過ごせるようになるといいですね。