プロフェッショナル

ある方から仕事のモチベーションがあがらない場合にどうすればいいかという質問を受けた際に、
ふと私の口から「自分はプロだと感じながら仕事をされていますか?」という質問が出てきました。
私自身、少し驚いたぐらいです。

 

様々な仕事にプロフェッショナルな方は多く存在すると思います。
私も話しを聴くプロフェッショナルと考えて、仕事をさせて頂いております。
自分は常にプロであると感じながら仕事をしてみると、
自然と意識が変わった事があります。

 

例えば、ついつい手を抜いてしまいそうな時、誰も見ていなくて怠けそうな時には、
自分自身に「もしプロフェッショナルな人だったら、どうすると思う?」と問い掛けます。
すると答えは決まって、手を抜かないこと、怠けないことという答えが自分から返ってくるのです。

 

もし、自分がプロフェッショナルでありたいなら、
この問いかけを幾度も自分に行ない、自分で自分はプロだと思いながら、
プロらしい心掛けや行動をしていくと、自分の望める姿に近づき、
誰かから注意されなくても、自然と意欲を保つ事ができます。

 

以前の私は、非常に怠け者で手を抜ける事があれば、すぐに手を抜く性格でした。
見張られないとやらない人間だった為、ドンドンと周りと差を付けられてしまうような人材だったのです。

 

ただ、私は自分で自分を変わりたいと想い、カウンセラーとしてクライエントの前に立つのであれば、
プロフェッショナルで居ないといけないと考え、取り組むようになり、変わっていったと思います。
周りの評価も変わってきました。

 

私生活では、このような張り詰めた気持ちを持つ必要もないとは思いますが、
もし、仕事などで意欲を保ちたいと考えた時には、
「自分はプロフェッショナルである」と考え、迷った時には「プロフェッショナルであるか?」と
自分自身に問いかけ、判断してみても良いかもしれません。

 

まだプロフェッショナルでは無くても大丈夫です。
自分は、プロフェッショナルであり、今後なっていくという気持ちで取り組んでみましょう。