自己反省

クライエントが良くなりたいという想いと、実際の取組みを繰り返す事で、
そのクライエントに抱えている問題が改善されていくモノがカウンセリングだと
感じています。

その過程の中では良くなったり悪くなったりを繰り返して、
変化し成長し、問題を乗り越えていく事が多いです。

 

ただ、私の中では常に反省と葛藤が起こっています。
それは、私が関わってから、次回に会うまでの間に
良くなっていれば少しホッとし、悪くなっていれば前回のカウンセリングの
何が悪かったのだろうと、自己反省するからです。

 

勿論、良くなったからといって、前回の関わり方が本当に良かったのかは分かりません。
長期的に見て、本当にクライエントの為に役立ったのかを考える必要があります。

 

カウンセリング中はクライエントの言葉や心に耳を傾け、
カウンセリング後には自分自身の姿勢や、取り組みを振返り、
自己反省をする。その繰り返しの様な気がします。

 

多分、このサイクルは私がカウンセラーを続ける限り、
一生続くのではないかと考えています。

しんどい気持ちになる事もありますが、クライエントの人生と向き合っていると考えると、
自己反省、自己成長はし続ける必要があると考えています。

 

私の姿勢や態度、言葉によって、クライエントが傷付いていないか、
誤った考えや価値観に陥らないか、成長を妨げていないか、
クライエント自身で考え判断できる様に関われているか、
あくまで私は支援をする存在だけになれているか、
これは私がカウンセラーとしての使命を果たす為に、
未熟な私が考え続けなければいけない事です。

 

それを改めて感じた一日でした。