自分を振り返る

先日、同じカウンセラー仲間と一緒に、カウンセリングの練習をおこない、
私自身の悪い点を沢山指摘して貰いました。

カウンセリングの練習を通して、カウンセリングしている私自身の姿を
同じカウンセラー仲間から率直に意見して貰い、自分自身を振り返るのです。

 

実践は数多く経験していると、この様な練習は不要では無いでしょうかと言われた事が
ありますが、これは非常に大切な事です。

 

それは、様々な方のお話を聞かせて頂く事は多いですが、
その中で少しずつ、初心を失いつつあったり、悪い聴き方の癖ができ、
定期的に自分を振り返り軌道修正をしないと、
クライエントにとって良いカウンセラーで居続ける事が出来なくなるのです。

 

例としては、プロ野球選手を考えて貰えばいいでしょうか。
一流のバッターで、年間に何本も打っている選手も、
自分のフォームが乱れていないか確認する為に、
コーチから指導を受けたり、ビデオで撮影してフォームを確認します。

 

一流のバッターと比べるのは恐れ多いですが、
定期的に、自分自身の心やカウンセリングへの姿勢を見直さないと、
壁に当たってしまいます。

 

今回の練習の中で、沢山の指摘を頂き、
自分では気付かなかった、自分のカウンセリング姿を分かる事が出来ました。

 

後は、これを実際のカウンセリング場面でも思い出し、
よりクライエントにとって、良いカウンセリングが出来るように
注意をしていきたいと感じました。

 

自分の外面は鏡を通さないと確認できないように、
自分の内面は人を通してでないと確認できません。

 

自分を振り返り、自分が考えている自分と、実際の自分がずれない様に、
心掛ける事を継続しようと考える今日この頃です。