『はないちもんめ』をご存知でしょうか?
知らない方もいるかもしれません。
女の子が遊ぶ事が多い、
「勝って嬉しいはないちもんめ、負けて悔しいはないちもんめ」と言いながら、
2つのグループに別れ、お互いのグループのメンバーを指名し、
指名された同士でじゃんけんを行い、負けた方が買った方がいるグループに移るという
遊びです。
最終的には、全てのメンバーが吸収されたら終わりですが、
1分前には敵だったグループに引き抜かれ仲間になり、
また引き抜かれ敵になるという複雑な心境になるゲームであり、
さらに、一向に相手チームから指名されず孤独感を感じたり、
最後に指名され、じゃんけんで負けて吸収されるが、何となく嬉しくなるという
様々な心境の変化が起こる日本で昔から行われている遊びです。
どうして、突然、このような話をおこなったかと言いますと、
つい先日、この『はないちもんめ』を見掛けました。
小学校の高学年と思われる女の子たちがはないちもんめで遊んでいたのです。
私はこの遊びを以前に見たのが、たぶん、私が小学生の時分でしたので、
23~24年ほど前になるのでしょうか。
非常に懐かしい気持ちになると共に、今の子供たちがはないちもんめを知っていて、
遊んでいる事に驚きと感動を覚えました。
小学校の先生に教わったのでしょうか、両親や祖父母から教わったのでしょうか。
現在は沢山の遊びがある世の中ですが、8~10名の女の子が集まって、
昔ながらの遊びを楽しみながら遊んでいる風景が、
非常に面白かったです。
そして、連綿とした時代の繋がりを何故か感じ嬉しく思いました。
たぶん、私の中にも子供の時には楽しんだけど、今は忘れてしまったものや、
昔に両親から教えて貰ったけど、今は思い出せない遊びも沢山あると思います。
凧揚げも随分と上げていません。
今後は、そういった物や遊びを大切にしながら、
いつか若い人たちに伝えられる存在になれればと感じました。
ちなみに、はないちもんめは女の子の遊びと言っていましたが、
小学生一年の時に、女の子に混ざらせて貰いながら遊んでいた事を思い出しました。
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