キャリアカウンセラー

私は現在、心理カウンセラー以外に

キャリアカウンセラーもさせて頂いております。

非常に有り難い事です。

 

その中で、多数の仕事を求める方や

仕事をする意味が分からない方、

仕事が自分に出来るのかと不安を抱えている方、

仕事が見付けられない事から自分自身も否定する気持ちを抱えている方など、

色々な方の対応をさせて頂いております。

 

キャリアカウンセリングは心理カウンセリングと共通する点も多いですが、

異なっている点も多いです。

例えば、心理カウンセリングではアドバイスや訂正などは行ないませんが、

キャリアカウンセリングでは履歴書の添削、面接指導、求人情報の提供なども入ってきます。

心理カウンセリングよりも指示的な点が多いです。

 

ただ、心が不安定であったり、自分という存在に対して理解が浅いと

就職活動が上手く行かなかったり、働く上でのキャリア形成も十分にできないので、

まずはお話をゆっくり聞かせて頂いたり、気持ちを安定して貰うという意味では、

心理カウンセリングと同じなのです。

 

私はキャリアカウンセリングをおこなう際にも、

傾聴・クライエント主体という事を意識しておこなっているつもりです。

そのようになっていなければ、まだまだ自分自身が未熟だと思っています。

 

キャリア、生きていくという事に関して、悩みは尽きるものではありません。

どのような仕事をし、どのように生活し、どのように生きていくのか、

生きていきたいのか。

 

カウンセリングを通して出来る事は一部ですが、

目の前に座って相談して下さる方に対して、

精一杯に考え、悩み、相談に乗りたいと思う気持ちは、

キャリアあっても、心理であっても変わらないと思います。

 

現在は少し景気が良くなったといっても、

非正規雇用が増え、年金も少なくなり、社会に出てから死ぬまで、

自分自身でどのようにしてお金という生活の代替品を手に入れるか考えないといけません。

そして、お金があったとしても居場所の為に、職場という物を求める方もいらっしゃいます。

 

そのような方々に対して、何らかの力になれればと思いながら、

キャリアカウンセラーをさせて頂いております。