ある外国人旅行客が日本を旅行した際に撮影した動画を
友人から紹介され見てみました。
その中には、普段の何気ない日常風景だけど、
確かに「美しい」と思える何かがありました。
いつも目の前にあるからこそ、
改めて注意を向けないと気付く事ができないのだと思います。
夫婦関係、友人関係も同じような気がします。
すぐ傍に居てくれる事が当たり前、いつでも連絡付く事が当たり前と思っていると、
その大切さを、どんどんと忘れてしまいます。
大切さを忘れてしまった後には、不満などが溜まり喧嘩を起こしてしまったという人に、
お会いした事もあります。
すぐ近くに有り過ぎるから気付かない大切さ、
いつまでも必ずあると思っているから気付かない事なのだと思います。
私にとっても同じことは無いかと振り返ってみました。
多分、沢山あるでしょう。
当たり前のように、見て、聞いて、触って、味わって、考えて、臭いをかぐ事ができます。
でも、これらもゆっくりではありますが、失われていく物です。
仕事もあり、住む場所も、食べる物も、一緒に過ごしてくれる人も、カウンセリングに来て下さる方も、
絶対に将来的にあるとは限りません。
ならばこそ、その大切さを忘れてはいけないのだろうと感じます。
無い事を嘆く事は簡単ですが、それ以上に有る事に感謝をし、
日々、過ごしていければと思います。
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