ある特定の状況を除いて、
人はお互いに影響し合って生きていると思います。
DVの家庭におこっているような、
共依存の関係でも、お互いがお互いに影響し合って、
DVを維持させてしまう事があります。
初めの暴力の時に、すぐに警察や家族、
周りの友人に助けを求めると、
継続的なDVは起こり難くなります。
勿論、助けを求める事自体、脅されて止められている場合は除きます。
このように双方向の関係性は、様々な物に存在していると思います。
親子関係、友人関係、恋人関係、夫婦関係、
職場の人間関係、そして仕事の関係でも。
今回、その事を感じたのは、先月末にニュースでされていた
神戸でのSTAP細胞の件です。
とても凄い発見で、さらにそれを発見された方が、
若い女性で様々な困難を乗り越えてきたという事で、
研究の事以外でも大きなニュースになっています。
iPS細胞の山中教授の時にも、
大きな話題になりましたが、ここまで加熱は無かったと思います。
このニュースの有り方に、様々な意見がありますが、
ここでも双方向の関係性があると思います。
それは、今までのニュースなどでも、
そのような個人情報で盛り上がったり、
本来の事とは関係の無い事を根掘り葉掘り知りたがる、
受け手がいて、そこに反応する送り手がいるので、
ニュースの有り方で問われているのは、双方向なのかと思います。
もし、受け手の人たちが、今回のニュースの有り方に否定的なら、
一斉に拒否をすれば、このような流れは無くなってくるのかなと思います。
なかなか、難しい事かも知れませんが。
もちろん、だから何をしても良いという事では無いと思います。
因果応報のように、いつか形を変えて自分に返ってくる事が多いので。
私は、今後も、何か事が起こった時には、
こちらの側にも何か無いかと振り返るようにしていこうと思います。
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