本来の味

26日の日曜日にアクトランド八尾という所に行き、

「森のがっこう」というイベントに参加させて頂きました。

 

その時に、何とお餅つきがあり、参加させて頂く事が出来ました。

5歳ぐらいの時に少しついた記憶がありますが、

大きくなってからは、お餅つきの機会も無く、

初めての気持ちでお餅つきをさせて頂きました。

 

案の定、翌日には全身が筋肉痛になってしまいましたが、

そのついたばかりのお餅を食べさせても頂いたのです。

 

ただ、単にあんこを中に入れて食べたのですが、

非常にふわふわで美味しく、焼いても膨らまない、

非常に新鮮なお餅でした。

お店で買うものとは違い、触感から味から、

全てが違い、お餅はこんなに柔らかく、美味しいのかと、

驚愕してしまいました。

 

手間隙掛けて作られた素材そのままのものは、

こんなに味が違うのかと感じたのです。

 

最近の世の中は、非常に便利になってきていて、

電子レンジがあれば、すぐに暖かいカレーや丼が簡単にできます。

私も食べる機会は非常に多いです。

ただ、そこで美味しいと思っていたのは、

素材が本来持っている味の、何分の一なのかもしれないと思いました。

本来の味を存分に活かせば、何も手を加えなくても美味しいのです。

 

ここ数ヶ月食事した中で、最も美味しかったものが、

つきたてのお餅でした。

 

もしかすると、人も同じで、変に手を加えずに、

手間隙を掛けて、じっくり成長して貰う事ができたなら、

本来の持ち味を活かした、味のある方に成長するのかもしれません。

 

そんな事を思いながら、子供たちに混ざって、

お餅を食べた週末でした。