心気症

自分自身が病気なんじゃないかと心配になった経験はありますか?

 

私は喘息を持っており、昔から寒くなったり、

喉がなると喘息が出てきたんじゃないかと

ビクビクしてしまいます。

 

心気症という症状があります。

これは、身体的に症状が出ていないにも関わらず、

自分が病気ではないかと疑い、その結果、多くの不具合が出てくる事です。

 

例えば、テレビを見ていて、

病気の症状や特徴を見ている時に、

ただ疲れが溜まっているだけなのに、

自分は大病なのではないかと心配してしまい、

本当に具合が悪くなってしまう事です。

酷い時には心配による不眠や、ノイローゼになる方もいます。

 

ある方は、普通の物忘れを、若年性健忘症ではないかと

心配になられた20代の方もいらっしゃいました。

中には本当に若年性健忘症の方もいらっしゃいますが、

病院で検査をし、結果が出ても検査ミスでは無いかと疑っている方がいました。

 

これは、思い込みによる病気の一種です。

しかし、この思い込みが非常に厄介で、

良い思い込みは自分にプラスになりますが、

悪い思い込みは自分自身を辛い状況に追い込みます。

その悪い思い込みが大きくなると、病院の検査という客観的なものがあっても

信用できなくなります。

 

こうならないようには、あまり自分自身の身体症状に神経質にならず、

「本当にそうなのか?」と自分自身にも疑って掛かる必要があります。

 

自分自身に良い思い込みを持っていきましょう。