内面と外面のギャップ

見た目がしっかりしていて、いつも明るく、元気で、
ムードメーカーの人がいたとします。
 
しかも、1時間話しても、明るい感じで、
ついつい元気で、ストレス耐性ができている方かと思ってしまいました。
 
でも、そうではなく、実は内面が非常に脆い方で、
今まではストレスを感じそうな環境を努力でカバーしてきていましたが、
今回は努力ではどうにもならず、対策を取りようが無い事に
接してしまうと、大きな不安やストレスを感じていました。
 
これは、私自身の反省です。
外面から安易な判断をしてしまい、
クライエントの内面の不安やストレスを感じ取るのに、
時間が掛かってしまいました。
 
素直にクライエントに謝罪し、
私自身も外面からのクライエントのイメージが強く、
内面の不安や悩み、ストレスに気付けなかった事を謝罪し、
今後は、もっと気付くように心掛けるので、
クライエントにも、内面の不安があれば、
ドンドンと伝えて欲しいとお伝えさせて頂きました。
本当に、申し訳ない事をしてしまいました。
 
 
今回、このような失敗を私はしてしまいました。
ただ、様々な方から外面から内面までイメージし、
本人のありのままを聞けないというお話を聞くことがあります。
 
例えば、大人しい優しい良い子と子供の事を思っていたけど、
急に、暴れ出して、どう接すればいいか分からない。
このような親御さんの悩みを聞いたこともあります。
 
職場で、何でも先輩のいう事を聞いてしまい、
大人しい人と思われている。でも、本当は断りたい、辞めたい。
そのような事をおっしゃる会社員の方のお話も伺った事があります。
 
内面と外面のギャップに苦しむ方は、
非常に多いと思います。
そのような苦しみに、もっと敏感に、気付き、
共感できるようになりたいと感じました。