"Fun Theory"という物をご存知ですか?
私はつい先日知りました。
それは、Volkswagen社が取り組んだ、
エスカレーターばかりを使って階段を使わない人達を、
どうすれば階段を使ってくれるようになるかという取り組みの動画を見たのです。
http://a24-times.com/a24-featured/feature-film-video/piano-stairs-by-volkswagen.html
これは実際にスウェーデンでおこなった取り組みですが、
この取り組みの前に、「健康の為に階段を使おう」などの
日本でも言われている事をスウェーデンでも言っていたそうですが、
誰もやらなかったそうです。
そんな時に、この会社が、Fun Theoryという、
人が本来持っている楽しみに訴えかける事で、行動の変化を呼び起こすという考えから、
階段を使いましょうと呼びかけるのではなく、
どのようにすれば階段を楽しく使うか、という事を考え、取り組んだのです。
結果として、66%の人が階段を使うようになりました。
この動画を見た時に、以前NHKでおこなっていた、
麻薬捜査犬の話を思い出しました。
麻薬捜査犬は、匂いで麻薬などを見つけ、
犯人を吼えたり、噛み付く事で捕まえます。
これは、訓練でできる様になるのですが、
その背景には、使命感などは有りません。
訓練の中で、麻薬を見つけたり、相手を取り押さえる事で、
訓練してくれた人が褒めてくれるから、おこなうそうです。
つまり、犬にとっては一種の遊びらしいです。
犬は、遊びだと自分の嗅覚を使った捜査をするそうで、
遊びが無ければしないらしいです。
人も動物の一種なので、犬と一緒ですね。
さて、私たちは楽しさを追い求める事が本能の一つですが、
皆さんは楽しんでいますか?
日常にちょっとした工夫を入れることで、楽しくなりますし、
自分の意欲を高め、行動を変える事にも繋がります。
Fun Theoryを生活の中にも取り入れていきましょう!
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