神無月

私は昔、神道系の高校に行っていました。

 

と言いましても、神道を信仰していた訳ではなく、

本来、行きたかった高校受験に失敗し、

滑り止めとして受けた学校が神道系の学校でした。

 

ただ、この学校で神道を学べた事は、非常に良かったと思っています。

私は神道に詳しいわけではありませんが、

様々な物に神様が宿るという八百万の神々の考え方や、

天岩戸伝説では、天照大神を引っ張り出す為に、

天岩戸の前でストリップのような踊りをしたりと、

神道の話の中には、素晴らしい考え方もあれば、

馬鹿馬鹿しい話もあり、非常に人間っぽいと思います。

 

そんな神道の考え方の中で、

一つ好きな事が、旧暦の「神無月」という呼び名です。

神が無くなる月と書いて神無月、10月の事を指しています。

 

これは、どうして神無月と言うかというと、

10月には日本中の神様が出雲大社に集まりお祭りをするそうです。

ですので、出雲の地域では10月を神有月というと教わりました。

本当でしょうか?

 

それでも、神様も一同に会してお祭りをしたり、

楽しむという考え方が非常に好きです。

 

10月は学校などでは体育祭、文化祭などが開催されます。

社会人の方はお祭りに参加されましたか?

 

神様もお祭りで発散しています。

私たち人間も発散が必要です。

神様と同じように、時には楽しみ、肩の力を抜いていきましょう。