薬物療法の考え方

精神疾患に関して、公の場で語り合うなんて事は、

数年前までは考えられなかったと思います。

 

下記のページで精神疾患に関する

薬物療法の考え方を記載されています。

(薬漬け:現代医療の「サイド・エフェクト」 西田昌規)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishidamasaki/20130921-00028302/

 

私の考え方は何度か紹介している通り、

混合治療です。

 

薬で改善される方もいれば、副作用で苦しむ方もいます。

ただ、根本は薬で改善されない場合もあります。

 

そして、カウンセリングだけで効果がある方もいれば、

不眠症で、頭がぼーっとし続け、カウンセリング中にフラフラしたり、

いきなり寝ては起きる方のカウンセリングも出来ません。

 

その為、睡眠薬は適量だけのみ、カウンセリングを受けられる状態になってから、

カウンセリングで自分の中の無意識を改善していき、

良くなる方法が良いのではと、「現時点」では考えています。

 

この「現時点」というのは、今後の私の経験や知識が今よりも増えた時に、

どのように心が変化するかは今の私には分からない為です。

 

OD(オーバードーズ 過剰服薬)の方のカウンセリングをさせて頂いた事も、

副作用に苦しむ方のカウンセリングをさせて頂いた方もいます。

それらの方は他の病院に行き、薬を減らされた方もいます。

 

非常に難しい事ですが、自分に何が合っているかを、

素直に感じ、おかしいと思った事は医者の言う事でも信じ込まず、

何人もの人の意見を聞いたり自分で判断するという事が大切なのかも、

しれません。

 

 

そして、この記事の中で私が一番、注目したのは、

記事の下に出てくる、コメント者の多さと、考え方です。

それぞれ、様々な視点から賛否両論や冷静な意見を述べられています。

正解はありませんが、これだけの方が悩んだり、

関心をもたれている事に時代の変化を感じます。

 

ただ、一方でこれだけ悩んでいる方が多いにも関わらず、

精神疾患を自己責任と捉えている方もいる事が

少し悲しくなってしまいます。

 

薬物療法、精神療法、様々な療法がありますが、

自分に合った療法を探し、少しずつ改善をしていきましょう。