「頑張り」と「余裕」のバランス

カウンセリングという仕事をしていると

「勉強」の大切さを身に染みて感じます。

常に勉強をし続け、様々な事例に触れ、

自分の知識と見識を広げていくことで、

ようやくクライエントの前に存在させて頂けるように

感じています。

一方で「勉強」ばかりに励み、

フラフラになってしまったり、

様々な事例にショックを受けすぎて、

心がボロボロになってしまうと、

クライエントを受け入れることが出来ません。

カウンセラーの中には残念ながら

自殺をしてしまう方もいらっしゃいます。

私には真意は分かりませんが、

もしかすると自分が受け入れることができる

心の器の量を超えて、様々なモノを受け入れて

しまったのではと考えてしまいます。

カウンセラーはクライエントの悩みを受け止める

心の「余裕」が大切です。

その為に息抜きやストレス発散は欠かす事が出来ません。

常に余裕を持って心のバランスを保てているカウンセラーが

最も良いカウンセラーでは無いかと思います。

一時的にクライエントの為に頑張っても、

カウンセラーが潰れてクライエントと共倒れになってしまうと

元も子もありません。

「勉強」ばかりに励み、「余裕」を失ってはいけません。

常にバランスを大切にし、自分を心を守る術を持っておきたいと思います。