「自分」と「他人」

ご相談に来る方の中には、

様々な考え方を持っている方がいます。

 

自分に甘い方、

他人を非難してばかりの方、

自分を否定している方、

自分にだけ非常に厳しい。

 

 

自分からはあまり行動せず、

他の人の出来ないことばかりあげつらい、

周りに壁を作っている方もいれば、

 

逆に、他人に対して責める事はないけれど、

自分に関しては決して責任を感じることではないのに、

責任を感じ、責め続ける人もいます。

 

このような方は、立場を逆転させて考えて貰い、

どのように感じるかを考えて貰います。

 

例えば、周りを非難する人には、

非難している内容を色々と教えていただきます。

その後に、実際に自分がどういう事をしてきたかを教えて頂きます。

 

そして、その行動を少し言い換えて、

他人に関して意見ばかり言うが、行動が伴わない人に関して、

どのように思うのかを伺います。

 

そこで、自分の姿を知り、どう思うかを教えて頂きます。

 

 

ただ、自分が自分にだけ甘かったり、逆に厳しすぎる事が分かっても

やっぱり考え方を変えられないかたもいます。

その時には、どうしても変えられない、

その心の中にある物を伺っていきます。

 

 

ただ、多くの方は、「他人」を鏡として、

「自分」の姿を見ていきます。

そして、どのようになっていきたいかを確認していきます。

 

「自分」に過剰に甘すぎる事が無く、厳しすぎる事も無く、

そして、「他人」に対しても同じように、

過ごしていって下さい。