心の力

カウンセラーという仕事をしていると、

時折、人の心の力の凄さに圧倒される気持ちになります。

 

たかだが、心と考えている人は多いですが、

心の持ち方で、人は死ぬことも、生きることもできるのです。

 

摂食障害の方は、心が拒否する事で、

生きる為に求められる食べるという事を拒否するのです。

 

一方で、病気の診断をされても、

心の底から生きたいと願い、

生きる為に行動することで、

病気を改善させてしまう人もいます。

 

 

さらに、性格は変わらないと言われていますが、

誰からも見放されるぐらいに酷い性格の方も、

心の持ち方を変える事で、

様々な人に慕われる人になった人もいます。

 

 

人の心は、非常に大きな力を持っています。

 

自分を生かすのも、殺すのも、

心の力の使い方次第の様に思います。

 

傍から見ると非常に苦しい状況でも、

心の持ち方一つで楽しんだり、逆境をエネルギーに

変える方もいるのです。

 

 

そして、生かす方向に活用したい時には、

まず、自分が持っている心の力を信じて、

自分自身を信頼し、行動する事が大切な様な気がします。

 

自己肯定感という、自分を信頼し認める感覚が無いと、

自分を苦しめてしまうのです。

 

 

私は、カウンセラーとして、

クライエントの中にある大きな心の力の存在を信じて、

サポートする事が役割のように感じています。

 

今は、マイナスしか見れない方が多いかもしれません。

そのマイナス面を一緒に見てから、

今後、どうしていきたいとかを一緒に考え、

プラスの方向に行きたいなら、どのように心の力を活用するか考える。

 

この事に、今後さらに取り組んで生きたいと思うことがありました。