袖振り合う縁

「袖振り合うも多生の縁」

という言葉があります。

 

以下のような意味です。

『知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるということ。』

 

昨日、片道11分の電車の中で、この言葉を感じるような

出会いがありました。

 

私がタブレットを使っていると、隣に座っていらっしゃった女性が、

「それは何ですか?」とお声掛け下さったのです。

 

そのタブレット機の説明から、お子様の話になり、心理の話になり、

何故か心の持ち方の話にまで展開していきました。

 

ほんの僅かの時間ですが、非常に楽しく、

ちょっとした心理のお話をすると、感心して下さり、

もっとお話を聞きたいとまで仰って下さいました。

有り難い事です。

 

ただ、その時は出勤前でしたので、

残念ながらそれ以上にお話は出来ませんでした。

 

ただ、このような縁もご婦人が気になった事を気軽に質問して下さり、

私が応えた事で、ほんの一時でも広がった縁だと感じています。

 

私も、まだまだ人間関係を広げる事は器用な方だとは思いません。

ただ、出来るだけ大切にしたいという意識はあります。

 

今回の縁も、さらに広がっていくと非常に嬉しく思います。

 

『袖振り合うも多生の縁』

 

すれ違うだけの人とも、前世からの大きな縁があるかもしれません。

今後も様々な縁、人との繋がりを大切にしたいと感じました。