カウンセリングには限界があります。
例えば、仕事で大きなミスをした人が来たとしても、
そのミスを無かった事にしたり、
解決策を提示する事はできません。
企業のセミナー依頼頂いたとしても、
コンサルタントの様に業績を必ず改善できる訳ではありません。
利益を出せれると約束できる訳ではありません。
では、どうしてカウンセリングが必要なのでしょうか?
仕事で大きなミスをした時に、
多くの人は落ち込みます。
落ち込んだ状態で、気持ちが切り替える事が出来ず、
別の仕事に取り組むと、ミスが重なる事もあります。
それの繰り返しで仕事が嫌になったり、
能率が落ちたり、退職を考えてしまう事もあるでしょう。
もし、この方がカウンセリングに来たら、
どうなっていたでしょうか。
私たちは仕事で大きなミスをした人がカウンセリングに来た時には、
お話しを聞いて、その気持ちを受け止めます。
話す側は、落ち込む気持ちや、起こった出来事を話す事で、
少しずつ心の整理が付き、何が悪かったか振り返る事ができます。
そして、落ち込む気持ちは残っていたとしても、
再び仕事に戻る気力も少し戻ってくるでしょう。
さらに、自分自身の力で整理し、原因を発見する事で、
次に同じようにミスをした時にも、立ち直りが早くなります。
初めに大きなミスをした時にできた傷が、
きちんとカサブタになり、より強い心が出来ていれば問題ありません。
その傷が癒えていないのに、どんどんと傷跡を広げていったので、
問題であり、取り返しのつかない事態になるのです。
それを防ぐ事がカウンセリングの効果だと考えています。
企業セミナーのご依頼も同じです。
社内でコミュニケーションが取れていないと、
本来の力が発揮できません。
部下の力を引き出せていない状況では、
サービス残業で働かせて業績を上げたとしても、
後に大きな反動が返ってきます。
特に社員の方が『うつ病』などの病で休職になると、
非常に大変な事になります。
円滑なコミュニケーションを社員一同が学ぶ事で社内環境を改善し、
さらには、一人ひとりがストレスを溜め込まない状況を
作っていく事で、会社・社員の両方にメリットがでてきます。
これが業績に結びつく事もあれば、結びつかない事もあります。
業績は維持、向上しているが、中は疲弊してしまっている企業は多いです。
それは、『うつ病』や予備軍の方の多さに反映されています。
社内環境を改善する事で、疲弊が和らぎ、
目に見えない所から、元気になる事も組織としては必要な事だと思います。
そのお手伝いをカウンセリングはできると考えています。
・コミュニケーションの方法をお伝えする。
・様々な世代ごとの価値観を他の世代にも共有する方法をお伝えできます。
・日々のストレスを溜め込まない、和らげる方法もあります。
カウンセリングは万能ではありません。
ただ、皆さんの日常生活に役立つ事ができます。
そこにカウンセリングの必要性はあります。
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Karol Engel (月曜日, 23 1月 2017 02:38)
It's really a great and helpful piece of info. I am glad that you just shared this helpful info with us. Please stay us up to date like this. Thank you for sharing.