ジェネレーションギャップ

ジェネレーションギャップは世代間における意識の格差の事です。

例えば、パソコンやテレビなどの電化製品の調子が悪くなった時に、
どのようにしますか?

インターネットで取り敢えず質問をしたり、調べる人は、
若い人だと思います。
叩けば直ると考えているのは、ブラウン管テレビが
家にあった時代の人です。

昔のテレビは、画面の映りが悪いと、
側面や上面を叩くと不思議と映りが良くなっていました。
さすがに液晶テレビを叩く人はいませんが、
洗濯機などを、つい叩いてしまう人は、昔の人でしょう。
(私も叩いてしまいます)


さて、現在、社会人になったばかりの人と一緒に
仕事をさせて頂いています。

今の若い人は、ダメだという話を聞きますが、
全くそんな事は無く、私が新入社員だった頃に比べて、
何十倍も仕事のできる新入社員です。

そんな方と話していると10も違わないのに、
ふとした瞬間に、ジェネレーションギャップを感じます。


例えば、「なんちゃって」という言葉。
「なんちゃってサーファー」の様に、
「なんちゃって○○だから」と言った時に、
新入社員が「なんちゃって」って何ですか?と、
質問してきました。


私は、多少のショックを感じながらも「自称○○」をアレンジした
言い方ですよ、と冷静に説明をしました。
私も年を取りました。


さて、私の例は、単なる言葉の世代間の違いですが、
実は、この世代間の意識の差が、一気に広がっています。

情報化社会になった分、様々な情報が溢れて、
世代毎に触れる意識が大きく変わっているのでしょう。

ある新入社員は2つ年が変わるだけでも、
世代間の差を感じるといっています。


この様な、世代間の差には、多少のショックを感じるかもしれませんが、自分たちの世代の意識が当たり前の物と思わず、
下の世代の意識に馴染まないといけないとも思わず、
色々な考え方があるという考え方で対応していく事が大切です。

とらわれ過ぎず、悩み過ぎず、過ごしましょう。