普段は気付かない自分

先日、JOBプラザOSAKAにて、セミナーをおこなってきました。

 

『こうすれば伝わるあなたの気持ちとチカラ』というテーマで、

精神障がいや、身体障がいの方を対象としたセミナーです。

 

内容は、自分の特徴やチカラをどのようにして相手に伝えるか。

自分の気持ちをどのように表現するかを考えていきました。

 

参加者の中には、何度もうなづいて聞いて下さった方や、

質問して下さったり、終了後に相談に来たいと仰って下さった方もいました。

 

 

ただ、そのセミナーは普段のセミナーとは違う事がありました。

それは、セミナー風景を撮影するという事で、テレビカメラが入ったのです。

 

セミナー中に写真を撮られる事は多いのですが、

さすがに本格的なテレビカメラの前で話した事が無いので、

噛みながら話してしまい、

普段よりも若干、早口になってしまいました。

 

テレビカメラが去った後には、普段通りの自分を取り戻し、

自分の気持ちを参加者の方に伝え、

気持ちの伝え方を少しは伝えられたと思います。

 

 

そのセミナーで、私は普段は知る事のできない自分を知る事が出来ました。

 

カメラが回るだけで緊張してしまった自分は、

普段のセミナーとは違うという訳ではなく、

良く映りたい、失敗したくないと思って緊張したのでしょう。

 

本当は、カメラは関係なく、そこに参加されている方々が

満足してくれれば、それだけで良いのです。

そこまでの私に、まだなれていませんでした。

 

人には色々な側面がありますが、

日常とはかけ離れた状況に遭遇した時に、

普段は出てこない、気付かない自分が出てくると言われています。

もっと私は目の前の参加者に集中できるようになっていきたいと考えています。

 

 

残念ながら、その部分はカットされて、

私がセミナーをおこなっている風景はテレビには流れなかったみたいですが、

私が私を知った、普段では味わえない一日でした。