『成人』について

1月14日は成人の日でしたね。
昔は、1月15日が成人の日でしたが。


さて、この成人の日はどういう日でしょうか。
成人になると認められる日?
20歳を迎えるお祝いの日?


国民の祝日に関する法律の第二条には次のように書かれています。
「成人の日 一月の第二月曜日 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。」


成人の日は、単に20歳を迎える、成人になる人を祝う日ではなく、
成人を迎える人自身が、大人になるという自覚と、自ら生きていく決心をする日であり、
そういう青年を祝い、励まし、送り出す日です。

 

私が成人式を迎えた日は、まだまだ精神的に子どもで、
自ら生き抜こうとする決心も、気概も無かったように思います。
ただの20歳迎えた、成人になっただけという感じでした。


祝い、励まされるような立場ではありませんでした。


今は、どうなのかと考えると、
昔に比べて、決心や気概があると感じます。
成長でしょうか。


ただ、まだまだ足りないようにも思います。

 

さて、皆さんはどうでしょうか。
自ら生き抜こうという決心を持ち、
大人であるという自覚を持って、
様々な事に取り組んでいるでしょうか。


自分の行動の結果は、自分で責任を負うという覚悟を持って、
生きているでしょうか。


書く事は簡単ですが、非常に難しいと思います。


もし、まだ自覚や決心が足りないと感じるなら、新成人と一緒に、
旧成人ながらも心新たに、成人になると思ってみては、どうでしょうか。


祝い、励ましてくれる人は少ないかもしれませんが、
私は、そういう決心をする人を応援したいと思っています。