分身の術・不死身の術

大学時代にとある方から「分身の術」と「不死身の術」を
使えると聴いた事があります。


その方が誰だったかうろ覚えなので、
あえて名前は書きませんが、
この2つの術を本当に使えるとしたら、
とんでも無い事実ですよね。


明日の夜中には世界中をサンタさんが分身して
プレゼントを配るかもしれませんが、
普通の人はできないと思います。


その人に、どんな風にするのか質問をしました。
すると、それぞれの術の説明をしてくれました。


まず一つ目の「分身の術」は、
本当に分身をするのではなく、
あたかも色々な箇所に自分の分身がいる様に
もっていく術です。


これだけでは、どういう事か分かりませんよね。


例えば、私がセミナーをしたとします。
そして、その参加者が別の場所で、
まだ私と会った事が無い人に私の話をしてくれるとします。


すると、そこに私は存在していませんが、
私の事が話題にあがる事で、
その場に私がいるかのように、印象付くのです。


これを沢山の場所で、沢山の人が自分の事を話題にしてくれるように
素晴らしいセミナーをしたり、誠実な対応をしたり、
自分に興味を持ってくれる人を増やす事で、
分身の術を使いこなすのです。


これは、悪評でも同じような効果があるので、
注意しなければなりません。
まだ会ってすらいないのに、悪く思われる事は嫌ですよね。

 

そして、「不死身の術」はこれの応用で、
自分が死んだ後も語り継がれる事で、
人の心の中に永遠に生きるのです。


森光子さんや中村勘三郎さん(私と一字違い)は、
テレビでしか拝見する事はありませんでしたが、
人柄も良く、素晴らしい生き様で、
今後も語り継がれる方だと思います。


不死身の術を使い、永遠に日本人の中に生き残るかもしれません。

 

私は、数少ない人だけでもいいので、
良い意味での「分身の術」と「不死身の術」を使っていければと考えています。