「 反省 」と「 感謝 」 の繰り返し

セミナーの後は、沢山の後悔が生まれます。


話の順番は、こうすれば良かった。
あそこは間延びするから、こういうワークを入れれば良かった。
もっと分かりやすく表記・表現すれば良かった。


反省点が思い浮かばないほど、満足だったというセミナーを
おこなえた事がありません。


キチンと伝えたい事が伝わったか、
楽しんで貰えたか、勉強になったのか、
とても気になります。


毎回、時間を戻して、やり直したいと考えるほどです。
毎回、一人ひとりの参加者にどうだったか聞いて、
分からない部分があったら、キチンと時間を割いて
説明していきたいぐらいです。

 

だからこそ、一回いっかいのセミナーの機会が
頂ける事に感謝しています。


また私の話を聞きたいと仰って頂ける方、
私に講演の機会を与えて下さる方には、
本当に感謝をしています。

 

機会を与えて頂いている間に、キチンと参加者全員が
満足して貰わないと、次の機会はありません。


一回きりのセミナーでは、
心に残る内容をお伝えしないと、
次にお会いする事はありません。

 

これはカウンセリングでも同じです。
一度目のお話で、気持ちが楽になったり、整理がつかないと、
二度目はありません。


一回いっかいが真剣勝負なのです。
カウンセラーの中で、どれだけクライアントに向き合えるか、
セミナー中に、参加者の意見や表情をどれだけ読み取れるか、
毎日、反省しっぱなしです。


組織に所属している時には、感じなかった責任感を
今は毎日ヒシヒシと感じています。


ただ、この責任感が苦しくもあり、心地良くもあり、
刺激にもなっています。
不思議な物です。


毎日、反省と感謝を繰り返していると感じた、
11月の初日でした。