「お盆明け」という区切り

お盆休みが終わりました。
夏も折り返し時点に来ましたね。


今の学生は夏休みが短くなり、8月27日からは学校が始まると聞きました。
サボり気味の学生は、今から宿題の追い込みが始まるのでしょうか。


私は学生時代、お盆休みが一つの区切りとして、
お盆前までは完全に休みと考えて遊び放題で、
お盆明けからは学校がもうすぐ始まる、宿題をしなければと考えながら、
遊んでいました。


少し不思議な感じがあるのですが、
もともと自然の春夏秋冬の中に「お盆」という区切りは存在しませんが、
人が勝手に決めた事で、区切りが生まれ、
「お盆を過ぎれば夏が終わる」という切ない気持ちを感じるようになりました。


1月1日も、誰かが勝手に決めた日ですが、
今では世界中の人が祝ったり、新たな誓いを立てる日になっています。


人が勝手に今日がどういう日か決めて、喜んだり悲しんだりしているのです。
自分たちの世界は、自分たちで創り上げているのだと感じました。


孤島に住んでいる人にとっては、「お盆」も「正月」も関係なく、
「ただの暑い時期の数日」、「ただの寒い時期の一日」になるのでしょう。


さて、今日という日は皆さんにとって、どういう日でしょうか。
もしくは、どんな日にしたいでしょうか。


もし、皆さんが正月を心機一転する日になっているなら、
今日を皆さんだけの心機一転する日にしても良いのです。


誰かが勝手に決めた日を、皆さん自身が勝手に今日がどういう日か決めても構わないのです。
すでに記念日を登録するサービスもあるようです。


今日を、「お盆休み明け」の仕事が始まる憂鬱な日から、
「人生が前進する記念日」にして、今日という一日も楽しんでみましょう。