感謝

つい先日、Facebook内で「母から娘への手紙」という物を読みました。


誰が書かれた物か分からないので、ここにコピーを貼る事はしませんが、
非常に感動する文章です。

Facebook内でも少し前に話題になったようなので、
ご存知の方も多いかもしれませんね。


もしまだ見ていなければ、一度「母から娘への手紙」を検索してみて下さい。
(親から虐待を受けた、辛い過去をお持ちの方は見ないで下さいね)


人は、自分がして貰った事を、当たり前の事として受け入れて、
人に対して、自分が行動する事を、「やってあげている」と思ってしまう部分があります。


これは、特に便利になってきた世の中で育ってきた人に強いような気がします。
そして、私も数年前までは、して貰う事を当たり前と感じ、自分が行動する事には
「やってあげている」から人からの感謝を求める、エゴの様な部分がありました。


今は自覚しているので、少しずつ改善していっていると思います。

 

つい先日、飲食店で、非常に混雑し、なかなか注文を伺いに来ませんでした。
お客さんは何人か非常にイライラして、口調荒く店員さんに注文する人や、
文句を言っている人もいました。


店員さんは注文を取り、飲食店はご飯を出す事が仕事なので、
当たり前の事が、スムーズに出来ていないと感じると、
憤りを感じるかもしれません。


ただ、この店員さんも一生懸命、注文を取ろうと頑張っています。
中のスタッフも一生懸命、料理を作っています。


そして、店としては一人でもお客さんは多い方がいいでしょうが、
必ず私がお客さんとして来ないといけない訳ではありません。

 

そう考えると、私がお客さんとして買ってあげているのではなく、
私がその店から買わせて貰っている考えると、
イライラする事は少なくなります。


逆に、非常にイライラしていたお客さんが、店員さんの立場と変わったら、
並んでいるお客さんにイライラしてしまうかもしれません。

 

そのような気持ちにならず、自分の出来る範囲で一生懸命されている店員さんに対しては
物凄く立派だと感じますし、「お疲れ様です。いつも、ありがとうございます。」と思い、
言葉にしています。

 


さて、その「感謝」に繋がる、心理的な取り組みがあります。
「内観法(療法)」と呼ばれる吉本伊信先生が、今から70年程前に、
考え出された心理療法です。

 

次回のお盆の際に、ご紹介したいと思います。

 

では、お盆休み、楽しんで下さい。