「サービス」のレベル

日本は、「お客様は神様だ」という考えの下、

 何処にでもサービスを求めますが、

 一方で外国にはそこまでサービスは無いそうです。

 

アメリカではファーストフードは働く方も低賃金ですし、

お客も安いお金でそこまでのサービスを求めないという話を

聞いた事があります。

 

確かにハンバーガー100円であれだけの丁寧な接客と、

笑顔を皆が出来ているのは日本ぐらいなのでは、と感じます。

凄い時代になっていますね。

 

そんな中、「サービス」のレベルが更に高くなっている、

と感じる時がありました。

 

先日、駅前にある美容室のチラシが家のポストに入っており、

行ってみました。

そこでは、初めにアンケートがあり、記入をしていくと

「女性スタイリスト希望・男性スタイリスト希望」とありました。

まぁ、この辺は最近聞いてる店が多いですね。

 

次に、このような事が書いてありました。

「バリカン希望・手でのカット希望」

初めて、このような質問をみました。

 

バリカンで切るか、全て手で切るか。

通を気取るなら、「手でのカット希望」を選びますが、

特にこだわりが無かったので、「バリカン希望」を選びました。

そして、気になるあまり、スタイリストに聞いてみました。

 

すると、このように答えてくれました。

 「殆どの方は気にしませんよね。

 バリカンの方が綺麗に切れますよ。

 手で切る方が機械には勝てないので、ムラがでます。

 そのムラが好きという方が時々、いるんです。

 100人に1人ぐらいですかね。」

 

なんとこの店では100人に1人の方の気持ちを汲んだ

サービスを提供しているんです。

 

もちろん、100人に1人は言い過ぎかもしれませんが、

本当に来て下さる方、全員が満足して貰う事を目指しているんです。

 

サービスも1%の人にまで満足して貰える事を目指す時代になってきました。

サービスのレベルは何処まで上がっていくんでしょうか?