カウンセリングの限界と線引き

カウンセリングは万能ではありません。

むしろ心の整理や、活力を見つける事、
自分の心に関する事にしか効果は及びません。

 

範囲は物凄く狭いですが、
人は感情の生き物と言われるぐらい
心が占める割合が多いので、
カウンセリングを必要としてくれる人も
たくさん居ます。

 

ただ、心の分野でも限界はあります。
例えば、恐怖にさらされ続けている方が
カウンセリングを受けても効果は
出にくくなります。

 

まずは恐怖の原因を取り除いたり、
安心できる場所から冷静になる必要があります。

 

もし、恐怖を受け続けている方が
何らかの要因で恐怖の原因から離れることが出来ない場合は
どうすればいいでしょうか?

 

脅されていたり、洗脳されていたり、
この人から離れてしまうと自殺してしまうかも…。という罪悪感で縛っている場合は。

 

 

脅されている場合は保護機関が必要となり、
洗脳されている場合は強制的な別離と洗脳の解除が必要となり、
罪悪感の場合は、罪悪感に縛られ自分を苦しめる必要はないという
カウンセリングが必要となります。

 

カウンセリングには限界があります。
限界を超えているのに無理にカウンセリングを継続する事は
絶対にしてはいけない事です。

 

ただ、カウンセリングの限界を超えた後に、
再びカウンセリングが必要になる事もあります。

 

それを見誤らない様に線引きをはっきりさせながら
注意を怠らない事も必要です。

 

今、自分にできる事は何だろうか?
どういう事が目の前の人に一番必要な事か?

 

そんな事を考えさせられる出来事が
二日連続で起きた週末でした。