こんな話を聞きました。
「今、非常に売れているレディー・ガガ。
彼女の年収を1日18時間働いているとして、時給に換算すると、
なんと時給は111万円」だそうです。
凄い額ですね。
正直、こんな額を貰ってみたいと感じました。
しかし、その後に思ったのが、貰ったら幸せになるのかな?
という疑問です。
私は以前、営業をしていました。
その時は毎月、安定した給料を頂いていました。
賞与も頂いていました。毎月遊んで、貯金も出来てはいました。
しかし、決して幸せを感じてはいませんでした。
毎日が非常にしんどくて、辛くて、休日だけが楽しみ。
そんな毎日でした。
その後に、営業を辞め心理学を勉強し、心理カウンセラーになった頃、
心理学の講師もさせて頂き、働いた分だけ給料を頂く派遣の様な仕事をしました。
金額は営業の時の半分でして、福利厚生も全く無く、貯金を取り崩す生活でした。
そして仕事は、毎日が勝負の日々でした。
生徒の方から様々な悩みを頂き、授業をしつつ、一人一人に満足していただき、
悩みも取れて、明日から生きやすくなる。そんな授業を目指していたからです。
営業の時に比べると、待遇は非常に悪いでしょう。お金もありません。
しんどさの質が違えど、しんどさはありました。
ですが、非常に充実感も感じていました。
これで生活が出来るなら、続けて行きたい。
そう思える様な仕事を感じていました。
そしてそこで頂くお金は営業の時の給料よりも重みを感じました。
現在、カウンセリングをさせて頂き、頂く「ありがとう」という言葉、
頂くお金は非常に重みを感じます。
今、営業の給料の倍の金額を払うから、もう一度営業をしてくれと言われても、
断ると思います。今の仕事を続けさせて頂きたいと思います。
勿論、生活が危うくなるお金では、こんな事を言ってはいられないでしょう。
しかし、生活が出来るお金を頂ける場合は、やはり講師やカウンセラーをさせて頂くでしょう。
昔は、お金を稼げる人が偉いと考えており、年収1千万の人と聞くと凄いと思っていました。
今は、それだけの力がある凄い人だと尊敬はします。しかし、以前ほどの畏怖は感じません。
私の中の「お金」の価値が変わったのかもしれません。
レディー・ガガさんと比べるのもおこがましいですが、私は私の人生を満足しているんだと実感しました。
あなたの中の「お金」の価値は、どれぐらいでしょうか?
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