「笑顔の裏には色々ある」

ある方の一言がとても印象に残っています。

それがタイトルの「笑顔の裏には色々ある」です。

 

これを言われた方は、いつも明るい楽しいと言われていた方です。

しかし心の中には、常に寂しさや不安を抱えており、

明るくしなければいけない、楽しくしなければいけない

と振舞ってきたそうです。

 

 

「まさか、あんな明るい人がうつ病になるとは・・・。」

 

こんな言葉を聞いたり、言ってしまった事はありませんか?

その明るかった方も、笑顔の後ろにしんどさや苦しさを隠していたかもしれません。

 

クライアントとして来る方は、しんどくて来られる方が多いですが、

自分のとてもしんどい状況を笑顔で話される方も中にはいます。

そして、時にクライアントから「私は親から愛情を貰えない。酷い扱いをされた」という事をお聞きした後に、

そのご両親に会う事もありますが、聞いていた話とは全く違う印象を受けます。

 

とても明るく、優しく、丁寧な印象を受けるのです。

ただ、話を聞き続けるとクライアントが仰る通り、子供をありのまま受け止めておらず、

表面的に接してらっしゃる場合が非常に多いです。

中には子供を責めたり、「私は何も悪くはない、先生この子がおかしいんです」と

平然と子供に言い放つ方もいました。

 

 

人は外見に寄らないとは言いますが、本当にそうです。

むしろ、隠したい物があればあるほど、外見は良くして、隠そうとするかもしれません。

 

笑顔だからと安心せず、目の前の方のありのままを見れる様になりたいですし、

例え、ありのままを見れなくても、この人なら話しても良いかなと思って頂けるような人でありたいです。