心の拠り所

先週末、大学時代のゼミの合同懇親会があり、参加してきました。

私の所属していたゼミは1期から数えて、現在12期まであるらしく、

合同懇親会とはその1期から12期までが一同に会した懇親会です。

 

勿論、全員が集まる事は無かったですが、

現役生も含めて240名の内、50名集まり、

皆さん経営学部卒なのでサラリーマンだったり、

自分自身で独立されている方もいた様々な方がいる

異業種交流のような懇親会でした。

 

その中で私は、営業を辞め心理カウンセラーを行っているので、

少し変わった存在として面白がられましたが、

一方で周りにもうつ病の人がいる等の話もお聞きしました。

やはり心にしんどさを抱えている方は本当に多いと、

こんな所でも実感していた時に、

恩師から締めの言葉でとても良い話を聞かせて貰いました。

 

私の恩師は、今年で53歳になりますが、このような事を仰っていました。

「自分がこの年になって分かった事がある。

 それは、心の拠り所が大切だという事だ。

 自分にとってはこれだけの教え子が集まってくれる事が心の拠り所である。

 これからも心の拠り所を大切にしていきたい。」

 

私自身、飲めないお酒を飲んでいたのでうろ覚えですが、

心の拠り所という言葉が非常に残りました。

 

これを自分の心の中にしっかりと持っていれば、

うつ病になったとしても、少しずつ立ち直っていきます。

うつ病になる事すら、無くなるかもしれません。

 

しかし、心の拠り所、自分の中心が無いと、

周りの影響を受け過ぎて、しんどくなり、うつ病になったり、

立ち直れなくなります。

 

こんな風に変化の早い時代だからこそ、心の拠り所は本当に大切だと感じます。

 

懇親会で心理カウンセラーという仕事を笑われましたが、

不思議と気になりませんでした。

それはきっと、私を慕って下さったクライアント、笑顔になって下さったクライアント、

私にだけ抱えている悩みを話して下さったクライアントが、

私の心の拠り所になっているからだと思います。

 

私は、一度ご相談に来て下さった方、ご相談しようとお声を掛けて下さった方を

忘れたくありません。

何年後、何十年後に悩んだ時に、ご相談頂ける様、待ち続けれるようになりたいと思います。

 

この思いを心の拠り所として、歩んで生きたいと思う良い言葉を頂きました。