脳を休める時代

昨日、ある方から脳を休める話をお聞きしました。

 

IT業界で働いているシステムエンジニアは長時間PCを使用するので、

非常に脳が疲れて、頭痛が多発する場合が多いそうです。

 

そんな時に、脳を休める為に強制的に負荷をかけてから

脳をシャットダウンさせる方法を取るそうです。

それは、クラシック音楽(バロック音楽?)をヘッドフォンで聞きながら、

一瞬大音量にするそうです。

すると、脳は様々な楽器が鳴っているクラシック音楽の大音量を

処理しきることは出来ず、一時的に機能をストップするそうです。

そうして、脳をクリアな状態にする事でジワジワと負荷を掛けている状態から、

抜け出し、頭痛を抑えるそうです。

 

何とも耳が痛い話ですが、脳科学者も実践しており、システムエンジニアに施した所、

この方法が一番頭痛を抑えるのに役立ったそうです。

 

こちらの方法が良いのか悪いのか私は分かりません。

私は瞑想をして脳を休めるようにしています。

ただ、1つ分かる事は、脳を休める方法を考える時代が来たという事です。

 

以前は働き詰めで体を休めましょう、という事が考えられてきました。

しかし、現在のような四六時中パソコン、テレビ、携帯があって色々な刺激を受けたり、

将来の事、仕事の事、家庭の事と悩む事が沢山ある時代では、

脳を休める事を考え、脳を休めましょうと呼びかけあう時代になってきたのです。

 

パソコンの使用量を制限しましょうと言っても、その後どういう仕事をしようか悩んだり、

テレビを見ていると同じように脳に負荷を掛けていくのです。

 

その為にも、何も考えない時間を作りましょう。

脳の健康の為に、リラックスする時間を作りましょう。

そのようにもう少ししたら呼び掛け合う事になるかもしれません。

 

 

今は認知行動療法が心的疾患には効果があると言われていますが、

それでは治らない脳の疲れも心理療法の対象になってきています。

瞑想、自律訓練法、自律訓練を発展させたリラクゼーション法。

100年前の心理カウンセラーが聞いたら、頭を抱えそうな時代がやってきたかもしれません。

時代は変わりますね。

 

脳を休める時代、あなたはどのような方法で脳を休めますか?