鬼手仏心

鬼手仏心(きしゅぶっしん)、聞いた事あるでしょうか?

 

意味は、

「外科医は残酷なほど大胆に手術するが、それは患者を治そうとするやさしい心によるものだということ。

仏心鬼手。」

です。

 

この言葉を最近聞いて、意味は違えど内容は同じ事が様々な事に言えると感じました。

 

時にカウンセラーはクライアントを表面的に突き放す場合もあります。

クライアントがカウンセラーに依存したり、好きになられる場合があります。

ここで線引きを設けずに、受け入れてしまうと、

自立出来なくなってしまったり、勘違いによる恋愛が始まってしまいます。

 

すると、後々のクライアントの成長を妨げたり、

依存心と恋愛感情の違いに気付く事が出来なくなってしまいます。

 

他にもクライアントが葛藤した時は、例え答えを先にカウンセラーが検討付いたとしても、

先には言いません。クライアントに発見して貰う迄、待ちます。

それがクライアントの成長に繋がります。

次に同じ問題が起こっても一人で乗り越えれる力を身に付けて貰うのです。

この発見までの間は、カウンセラーにとってもクライアントにとっても重くしんどい時間です。

しかし、クライアントの為に待ち続けます。

 

 

鬼手仏心

心の中に優しさを留めて、何が必要かを冷静に判断する。

様々な、職業に通じる言葉です。