最近、過去の夢を頻繁に見ます。
昨日は、1社目で会社員をやっていた時の夢。
今日は、大学生時代のサークルの夢です。
夢というのには、様々な説があります。
1日に記憶した事を整理する為にある、
現在の心理状態を補う(欲求を夢の中で解消している等)為にある、
未来の事を予測している(予知夢)等々。
この夢を大きく取り上げた心理学者は2人います。
ジクムンド・フロイトとカール・グスタフ・ユングです。
2人とも夢分析を行う事で、心の問題の糸口を掴み、
カウンセリングを行っていたときています。
ある時、フロイトはこんな夢を見ました。
駅のホームのベンチにフロイトが座っていました。
その隣に目の悪い老人が座っていたのです。
この老人がフロイトに話しかけてきました。
「体が悪いので動けません。小をしたいのですが、尿瓶で取って貰えませんか」
フロイトはこの老人の尿を尿瓶で取ってあげたそうです。
そして、起きた時にフロイトは悟ったそうです。
自分が父親に対して抱いていた恐怖感などのコンプレックスが今、解消されたのだと。
フロイトの父親は目を患い、医者でもあったフロイトに手術をされたそうです。
この目の悪い老人こそ父親を表していたのです。
そして、この老人の尿を取ってあげるという行為は、
恐怖の対象には行いません。
介護をしてあげるという事で、フロイトは父親を克服したのです。
ある時、ユングの下に一人のクライアントが訪ねてきたそうです。
この方のカウンセリングを開始しましたが、なかなか上手くいきません。
ある日、ユングは夢を見ました。
このクライアントが崖の上に立っているのです。
自分は崖の下に立ち、首が痛くなる程にこのクライアントを見上げているのです。
そして、起きた時に分かったそうです。
自分はクライアントを心のどこかで見下していたのかもしれないと。
そして、次にクライアントが来た時に正直にこの話を行うと、
急に違和感が無くなり、スムーズにカウンセリングが進んだそうです。
私自身、夢分析を勉強した事は無く、全く出来ません。
勉強はしたいと考えていますが、まだ手を付けれていないです。
ただ、人の夢というのは不思議で、フロイトやユングの様に、
自分自身に何かを語りかけてくれる事があるのです。
時々、私は夢をメモしています。
夢分析をしている方から、自分の夢を記録し続けると、少しずつ意味が分かってくるそうです。
いつか、自分の夢の意味が分かるようになれば、楽しくなるかもしれません。
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Maragaret Alexander (日曜日, 22 1月 2017 09:50)
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