スランプに陥っている方、もしくは陥った経験のある方は
沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
どのようなジャンルでもスランプはあります。
スポーツ、勉強、研究、仕事・・・・。
私も現在、一つの道を究めようと目指しているので、
スランプに入った事もあります。
そして、スランプになり悩んでいる方のお話もよくお聞きし、
スランプに陥って伸び悩んだ結果、
自分の歩んでいた道を諦めてしまった方のお話も聞いた事があります。
では、このスランプとは何でしょうか?どうやったら抜けれるのでしょうか?
心理学的な考え方で、ご説明したいと思います。
(尚、ここで言うスランプは何のきっかけでスランプになったか分からない方の対策です。
きっかけの分かるけど乗り越えれない方は、また別の対処になります。 )
人は何かを習得する時に、何処で覚えるのでしょうか?
答えは脳です。スポーツも勉強も、無意識に使うブラインドタッチですら、
脳で覚えます。
そして、この習得しようとする時にずっと一定のペースで覚える事は出来ません。
大体の人はぐんと成長した後に、暫く停滞して、またぐんと成長するように覚えていきます。
野球を覚えたての時は真っ直ぐくる玉はすぐに取れるようになるのですが、
フライだけは苦手で、いつもフライは何処に落ちるか分からず落としていた。
それがある日を境に不思議とキャッチできるようになる。
もしくは、パソコンをやり始めた時にブラインドタッチ(キーボードを見ずに打つ方法)
なんて初めから、とても出来ません。
しかしやり続ける内に少しずつ出来るようになり、気付くとブラインドタッチをしています。
ただ、ブラインドタッチといっても、そこまで早くなくゆっくりのブラインドタッチで、
ミスも非常に多いです。
そんな日が暫く続いていると、気付くとまたスピードが上がっていて、ミスも減っている。
という事があります。
物事を覚える時のパターンは大体2通りあり、初めから覚えやすい物と、
初めは覚えにくく後に急に覚える物です。
このどちらにもスランプがあり、このスランプを高原現象と言います。
登山をされる方なら分かって頂けると思いますが、
山は遠くから見ると綺麗な斜めに見えますが、
実際に歩くと坂を上ったと思ったら、急に真っ直ぐの道になったり、
少し下っていたりもします、
この真っ直ぐだったり、下る部分が正に高原なのです。
人が何かを覚える時には登山のように、
急な上り坂をぐんぐん登るときもあれば、なだらかになったり、
平らになったり、時には下ったりもします。
その時に登山のように頂上が見えないので、
本当に自分は登れるんだろうか?そんな風に考えて、諦めてしまったりするのです。
では、このスランプを抜けるにはどうすれば良いでしょうか?
答えは簡単です。
「その道をまっすぐ歩き続ける事」
登山のように下りに入ったから獣道に入ると迷子になってしまったりします。
本来の道に必ず戻れる準備があるなら、近道を探しても良いでしょう。
スランプになったからと焦らず、慌てず、一歩ずつ歩んでいきます。
すると、ある日突然成長が再開したりします。
スランプの時には、是非ともこう思って下さい。
「 スランプは誰にでもある。たまたま、今自分がなっていて、回りの人はなっていないだけ。
このスランプは成長する為の中休みの状態なんだ。高原現象という名前の誰にでもある事なんだ。
もう少ししたら、自分はまた成長を始める。それまで根気よく練習を続けよう!
自分は必ずこのスランプを乗り越えれるのだから。」
必ずそのスランプは超えれます。
自分を信じましょう!
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