この意味をご存知の方は多いと思います。
「幸福や不幸は予想のしようのない事」という意味です。
私もこのような経験をした事がありますし、
多くの方も実感する経験があったと思います。
何が幸福になり、何が不幸になるかは、
全てが終わりきらないと分からないという事です。
ただ、ある程度の予測が出来る事もあるので、
幸福になるように努力をする事と、今を精一杯生きる事が大切なのでしょう。
そのような中、ある人々は起こってもいない事に対して不安を感じてしまったり、
動く事すら出来なかったりする方が沢山います。
このような方が抱えている不安を、予期不安(未知の事に対する不安)と言います。
誰しも少なからずある事ですが、この不安が大き過ぎて何も出来ない方がいらっしゃるのです。
まだ何も起こっていないのに、きっと失敗して傷付くのではと思ってしまう不安。
実はこれは、子供にはあまりありません。
未知の事が怖いという思いや失敗したら傷付くという事を知らない子供は、
ドンドンと挑戦していくのです。
でなければハイハイも出来ませんし、何でも口に入れたりはしませんので。
未知の事で動けないのは、動かないと傷つく事も少ない(しょうがない事と諦めが付く)という
過去の体験から来ています。
動いて失敗するより、動かずに失敗する方がしょうがなかった事と思えて、
人の心のダメージは少なくなるのです。
因みにこのような予期不安の奥底にあるのは、自分は傷付く事が乗り越えれないのでは、
という自己効力感(自分自信への信頼、出来るという思い)の低さから来ています。
人間万事塞翁が馬
何が幸運になるかも不幸になるかも分かりません。
座して待つのも良いですが、今を精一杯楽しく生きる。
好きな事の為に精一杯没頭してみる。
将来、このような事をしたいと願い、没頭してみるのも良いと思います。
もしかすると、ひょんな所から道が開けるかもしれません。
なるようになると思えると、心が楽になるかもしれません
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