親友のペルソナ

お盆も残り僅かとなり、帰宅される準備をされている方も多いのではないでしょうか?

 

このお盆休みに久々に親友達と再会しました。

同じ小学校からの付き合いなので、初めての顔合わせから考えると

20年来の親友です。

 

毎年恒例のお店で、毎年恒例の物を食べながら、

お互いの近況を話したり、過去の話に花を咲かせて、

笑いあって、非常に楽しい時間でした。

 

そんな中で言われたのが、私が変わって変な気分と言われました。

 

小学生からの私を知っている親友にしてみればカウンセラーとしての私はおかしく、

ましてや心理セミナーをしている私なんて、とても見てられないでしょう。

 

心理学の世界で非常に有名なカール・グスタフ・ユングは

ペルソナ(仮面)という事を言っていました。

人は、色々な場面でその場面に合ったペルソナを付けている。

カウンセラーの時はカウンセラーのペルソナを、

セミナーをしている時は心理講師としてのペルソナを、

そして親友と会っている時は昔ながらの馬鹿な事をしているペルソナを。

 

 

そして、親友としてのペルソナを見ている人にとって、

カウンセラーとしてのペルソナは違和感があり、

 

カウンセラーのペルソナを知っている人にとって

親友としてのペルソナもまた違和感なのでしょう。

 

だからこそ、家族だけでなく友達・親友のカウンセリングも

出来ないのだと改めて感じました。

 

多分、私も親友が一生懸命働いている姿を見ると違和感を感じてしまうのでしょうね。

 

改めて、色々な発見があり、面白い再会でした。