自律訓練法

自律神経失調症への対処に書いてあった自律訓練法に関して、

少し詳しく書かせて貰います。

 

自律訓練法は、1932年にドイツの精神科医であったシュルツによって作られました。

自己暗示によって催眠状態を自ら作り出す事を考案したのが始まりです。

 

自律訓練法は、自己暗示なので自分自身で、いつでもどこでも行える特徴があるのです。

その為、セルフコントロール法やリラクゼーション法として広く用いられています。

 

効果は、①リラックス状態を得、②蓄積された疲労の回復、③イライラせず穏やかになる、

④自己統制力が増す、⑤衝動的な行動が少なくなる、⑥仕事や勉強の能率が上るようになる、

⑦身体の痛みや精神的な苦痛が和らぐ、⑧向上心が増す。

等が言われていて、効果が色々とあります。

 

この自律訓練法には背景公式も含めて7公式あります。

この公式というのはつまり「実際に行い感じる事」です。

 

背景公式「気持ちが落ち着いている」(安静練習)

第1公式「両腕両脚が重たい」(重感練習)

第2公式「両腕両脚が温かい」(温感練習)

第3公式「心臓が規則正しく打っている」(心臓調整練習)  *心臓病の人はしない

第4公式「楽に息をしている」(呼吸調整練習)         *喘息等の気管支に病気の人はしない

第5公式「お腹が温かい」(内臓調整練習)           *内臓疾患の人はしない

第6公式「額が心地よく涼しい」(額部涼感練習)

  

この自律訓練法も訓練と名前が付くだけあり、

覚える(体感する)のが時間が掛かったりします。

2公式を感じるようになるのに長い人で2ヶ月掛かると聞いた事もあります。

 

リラックスする前に疲れますよね?

 

この自律訓練法を元に、ただ時間は掛けずにリラックスする

リラクゼーション法も現在はあります。

 

さらに現在は、音楽のリラックス効果も組合わせた物も

作成していこうと考えております。

 

疲れを溜めないように、少しずつ癒していきましょう。

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コメント: 2
  • #1

    ぷーにゃん (土曜日, 16 7月 2011 23:41)

    そんなにかかるんだ。二ヶ月もまてないわ。

  • #2

    中村 健三郎 (日曜日, 17 7月 2011 08:44)

    >ぷーにゃんさん
    書き込みありがとうござます。
    二ヶ月も待てないですよね。
    ですので、聞くだけでリラックスできる
    リラクゼーション法もあります。

    良ければ一度、セミナー等に来て下さい。
    リラクゼーション法を行いますよ。

    是非ともよろしくお願いします。