自律神経失調症のクライアントがいます。
カウンセリングを始めて、早二ヶ月が経ち、
随分と症状が治まってきています。
この方は私の所に来る前からずっと病院に掛かっており、
薬を飲んでいるが、症状が和らがなくて、
どんどんと強い薬を飲んでいき、
副作用にも苦しまれるようになってきたそうです。
ただ飲まないと苦しい、そんな中で私の所に来てくれました。
この方が自律神経失調症になった原因ははっきり分かりませんが、
どのようなタイミングでしんどくなるかは、
話の中で分かってきました。
怒りを感じたり、興奮をしたりした時です。
それが私の所に来て、色々な想いを吐き出し、
吐き出す事で、少しずつ気付きもあったらしく、
現在は随分と治まったそうです。
今は、小さな事に怒ってもしょうがないという考えができ、
起こる事がとても少なくなったそうです。
それどころか、初めは「いつ死んでも良い」という言葉を
よく話していたのですが、
今では夢や、やりたい事を語ってくれるようにもなりました。
そして、自分の事を知って、勇気を貰える人がいるなら、
私の話をして下さいと言って頂けました。
この方は本当に勇気があり、良くなりたいと純粋に願う
素晴らしい方で、私は物凄く尊敬します。
今後、このような方がいらっしゃれば少しずつ
カウンセリング事例として、出させて頂きたいと思います。
順次、まとめ次第、左側のカウンセリング事例という所に
追加していくようにします。
話をまとめるのに少し時間が掛かるかもしれませんが、
是非ともご覧下さい。
コメントをお書きください
keiko (水曜日, 06 7月 2011 13:55)
私も、感情抑圧で鬱になりましたが、環境が変わり、信頼できる人と安全な場所ができて、カウンセリングで話したり、開放して良くなってきました。自分に嘘ついて、我慢して、ごまかして、一生生きるのは無理ですね。
中村 健三郎 (木曜日, 07 7月 2011 08:22)
>keikoさん
書き込みありがとうございます。
カウンセリングで良くなって、本当に良かったですね。
自分の気持ちをごまかしたり、見ない振りをしても
どこかでその気持ちが出てきて、しんどくなってきます。
keikoさんはそこに気付かれて、良くなられたみたいで、
本当に良かったです。
sakura (金曜日, 08 7月 2011 11:45)
病院に行くと、「薬を増やされる」「きつい薬に変えられる」だけ
という悩みはよく聞きます。「だから病院には行きたくない」
と言います。
自分自身に置き換えて考えても嫌な事です。必要に応じて薬と
カウンセリングを上手く併用できればと思います。
本当に個々に様々なケースがあると思うので、事例を紹介して
いただけるのはとても有難いことです。是非、今後に生かして
行く事で少しでも多くの人の支援に繋がればいいと願います。
中村 健三郎 (土曜日, 09 7月 2011 08:03)
>sakuraさん
書き込みありがとうございます。
この方はまさに「きつい薬に変えられる」方ですね。
ただ、事情があり病院に行かないと駄目な方で、
カウンセリングで良くなったと病院の先生に言うと
治療を止められそうで怖いとも仰っていて、
そういう意味では非常に難しいです。
病院の先生がクライアントの立場に立って考えて頂けると
一番良いのですが。
今後も、事例を書いていくようにしますので、
また良ければご覧下さい。