ハンディキャップ

先日に引き続き、スーパーバイズの話です。

昨日の話は2番目に勉強になった話なのです。
1番に勉強になったのは、ハンディキャップの話。

先生の話の中で、こんな言葉がありました。

「ハンディは環境によって、決まる。
環境が変われば、ハンディも特長になる。」

これを聞いて、ピンと来ますでしょうか?

実際にあった話を例え話として教えて下さいました。

とある製造現場では、非常に重宝されている人材が
いらっしゃるそうです。

それは、難聴の方。
普段は、障がい者と言われている方です。

その製造現場では、音が非常にうるさい為、
音が聞こえる方にとっては、ストレスが溜まりやすいそうです。

それが、難聴の方ですと、音が聞こえない為、
苦にならないそうです。

難聴というハンディが、この環境では特長になったのです。

他にも、パニック障害や統合失調症等の精神疾患に
なった事のある人が、それを克服した時に
素晴らしいカウンセラーになったという歴史もあります。

もしかすると、「自分はこうだから出来ない」と思っている事も
環境が変わると、「自分はこうだからこそ出来る」に
変わるかもしれません。

何事も決めつけた時に終わるのでしょう。
決めつけず、柔軟に、可能性を信じて、良くなると思って、
生きていきいく事が必要だと感じた話です。