セミナーを行わせて頂く上で、常に心掛けているのは、
「受講生が中心」という事。
そんな中で、時々出てくるのが、
「自分自身の伝えたい想い」
今まで沢山の方々を見てきた中で、70代の人でも
カウンセリング、授業を通して変わられた方もいます。
例え何歳だろうと家族、子供、もしかしたら孫と中々話が出来ていなくて、
話したいと本当に望まれるなら、
いつだって変われるし、いつだって良くなれる。
実際に変わった方を目にしてきました。
だから、「自分はきっと変わらないだろう」とか、「どうせ無理だし・・・。」とか
思われている方と接すると、どうしても「伝えたい想い」が
先走ってしまいます。
「そんな事はないです。変わるのは初めは凄く大変な気がするけど、
毎日少しずつやっていけば、気がつけば凄く良くなってますよ。
変わらないだろう、無理だ、そういう気持ちは自分を守る想いや
過去の経験で思い込んでいるだけですよ!」
そんな風に言って、納得されるまで話をしたいと思ってしまっています。
勿論、この方には変わらないだろうと思い込み続けている何かがあったり、
無理だと思わざるを得なかった何か、
そうする事で得てきた事が何かあり、
そこを共感できるまで話をお聞かせ願いたい!
という想いもあります。
カウンセリングではこの部分を深くお聞かせ願い、
少しずつなりたい自分になる方法を探すのですが、
セミナーという中で、1対20人程では本人が話したいと
思ってくれない限り、ここまではお話できない。
だから、想いが先走ってしまうのでしょう。
「受講生が中心」という考え方と、
なりたいようになれるんだよと強く訴えたい「伝えたい想い」の間に
日々、悩み考えながら講師をさせて頂いております。
こんな未熟な講師でも、良かったと言って下さる受講生のお言葉が
非常に嬉しい限りです。
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