カウンセラーのカウンセリング

時々、講義の中で聞かれます。 
 
人の話をそんなに聞いて疲れないですか? 
自分自身しんどくなりませんか? 
 
そんな時には北山修先生の最後の授業というテレビの中で言っていた 
心の器の話を引用しながら自分なりの答えを生徒さんに答えます。 
 
「人の心は器みたいな物で、そこに悩みという水が入ると思って下さい。 
その水溢れると、悩みがいっぱいになり病気になってしまう。 
私たちカウンセラーは心の器を広げる事と器を自分だけの悩みでいっぱいにしないように 
心掛けています。 
器を広げるのは様々な気付きによる人間的成長で、 
器をいっぱいにしないようにスーパーバイザーや仲間のカウンセラーに

話を聞いてもらうようにします。」 と言っています。 
 
そして、昨日仲間の見習いカウンセラーに最近気になる事をカウンセリングして貰いました。 
すると良いもんですね。 
こっちの話を一切否定せず、一生懸命聞いてくれて、意見も言わず、共感して心を整理してくれる。 
だから自分自身の話をいっぱい喋って、自分の中の引っ掛かっているのが何か 
少しずつ分かってきて、少しずつ心が軽くなっていく。 
 
いつも自分がする方で、される事が少ないから、改めてやってみると凄く良かったです。 
 
カウンセラーだからカウンセリングがいらないって事は無くて、 
きっと皆に効果あるんだなと改めて想いました。