東京勉強会でも使った内容ですが、皆様ビリギャルはご存知でしょうか。
算数も分からなかった女子高生が慶應大学に現役合格し
「ビリギャル」という本や映画で一躍有名になった実話です。
このビリギャルと呼ばれた「小林さやか」さんは、様々な講演活動を行い、
今は再び留学してビリギャル(そのクラスで最も成績が悪いそうです)として学んでいるそうです。
そんなビリギャルの小林さやかさんが書かれたnoteが非常に感慨深く、
一度、読んでおいた方がいいかなと思うほど、良いものでした。
「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」|小林さやか | Sayaka Kobayashi (note.com)
小林さやかさんは本当に頭が悪かったのですが、慶應大学に合格し講演活動をすると、
「元々頭が良かったから合格したんです」と言われるそうです。
そして、その横にいる自分の子供に対して「うちの子は頭が悪いから」なんていうんですね。
「あなたはできるから!」と言って、自分の理想を子供に押し付ける行為も違うと思いますが
(これを信頼と言う人もいて、「え!」と思いました)、
自分の子供はできないと、最初から否定のレッテルを貼ることも違うと思います。
大事なことは、否定をしないこと、そしてやりたいことがあったら、
「お!いいんじゃない!」と背中を後押しする行為なのかなと思います。
私たちはバイアスという「思い込み」があり、それが邪魔をして、
目の前の人を冷静に見ることができません。
勝手に「この人はこう」と判断してしまうのです。
例えば、慶応義塾大学に入学するために、すごく頑張ったにも関わらず、
「もともと頭が良かったからですよね」みたいな感じに、
努力ではなく才能として片付けてしまうのです。
そして、勝手に才能の有無で線引きをして、自分に制限を