世の中は、正しいこと、素晴らしいことをしていたとしても評価はされにくい仕組みになっています。
例えば、街中の清掃をしていたとしても、それに気づかないと感謝はされません。
また、気づいたとしても「市役所からの仕事でやっている」と思われると、
感謝がされないこともあります。
その人が倒れて、清掃ができず、汚くなり始めてやっと、
「あの人がボランティアで清掃してくれていたんだ」と思って、評価がされます。
居なくなって気づいたり、評価されることは多いわけですね。
正しいことや、素晴らしいことをしていたとしても、それを認識され、
そして困っている人や助かっている人が自覚をして、初めて評価される訳ですね。
ここが仕事の難しさですね。
例えば、事務などの仕事をしても、頑張って困らない状況を作り、それが当たり前になると、
事務の方は感謝されなくなり、やって当然になるのです。
事務の方が長期で休んだり、辞めた時にたくさんのトラブルが発生して、
大変なことになって、初めて評価がされるのですね。
本当に難しいと思います。
良い行為が必ずしも評価されるわけでもなく、
そして、評価されていないことが必ずしも必要とされないことでもないという訳なんですね。
そんなことを相談を通して思いました。
評価されていないから不要なんて思わなくてよいのです。
助かっている人はいるし、ただそれに気づいていないだけなんですね。
皆さんの存在お一人お一人も、たとえ感謝の言葉をあまり言われていなかったとしても、
絶対に必要な存在です。
そんな風に思います。