今日は朝から経営者の学びに参加。今日も面白い気づきがありました。
よく、心理カウンセリングの世界では、
「相手は変わらない。変われるのは自分だけ。自分が変われば周囲も変わる。」なんていう話があります。
これは、その通りだと思います。
一方で、この言葉を表層的にとらえて
「じゃあ、自分が変われば相手が変わるなら、やってみよう」と取り組み、
実際に行動した結果、相手が変わらないと、「聴いていた話と違う」なんて思う人もいます。
これも良くあることです。
では、なぜ、自分が変わったのに、相手がかわらないのでしょうか?
それは、本当に変わらないといけない点が変わっていないのです。
それは、「相手を変えること」が目的であり、その根本には自分が正しいという思い込みがあり、
自分のわがままで相手を変えようとしているから、変わらないのです。
例えば、もし部下や後輩から、
「あなたが変わってほしいから、毎朝、あなたにあいさつしますね」なんて言われて、
「そうか。変わろう!」なんて思わないですね。
むしろ、「何をえらそうに!」と反発したくなります。
この打算で相手を変えようとする気持ちこそ、本当は一番変えるべき、自分自身ということです。
「なるほど」と思いました。
自分中心で考えるからこそ、下心に気づかないし、下心で始まる気持ちは、
どこかで歪んでしまうのですね。
しっかりと、自分自身を見直し、取り組みたいなと思います。