昨日はカウンセリングが多めの日です。
最近では珍しいです。
一時期は1日5人などのカウンセリングをしていましたが、
お仕事スタイルを切り替えたことで少なくなってきました。
さて、そんなカウンセリングですが、学生さんもいらっしゃいます。
つい先日もニュースになっていましたが、学生さんの中で最も自殺が多い日は9月1日だそうです。
長い夏休み明けに学校に行くことに心の負担を覚える人が多いそうです。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/31313
今回は9月2日・3日が土日なので、9月4日も懸念されているという話も伺いました。
つまり、今日ですね。
死ぬぐらいなら、無理して学校に行く必要なんてない。そう思います。
以前は大学のキャリアセンターで相談をしていた経験があり、
また、個人的に高校生や中学生の相談をさせていただいたこともあるので、
本当に若い人が追い込まれないでほしいと思います。
そんな中、ゲートキーパーという存在がいます。
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、
適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、
必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、
言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/gatekeeper_index.html
本当に素晴らしい活動であり、自殺の恐れがある方の些細なメッセージに気づき、
防ぐことができれば、すごくうれしいですね。
関西でもゲートキーパーを普及させる活動をなさっている素晴らしい方もいらっしゃいます。
ゲートキーパーは誰でもなることができ、誰かの支えになることができます。
そんな心持ちの人が増えてくれたら、うれしいなと思います。