ある経営者の体験ですが、
基本的に組織は組織のトップの枠組みの中でしか成長しない、
その枠にはまらないと思うと外に飛び出ていくとの話あがありました。
その経営者は30年の社長経験の中で感じ、
自分の社長を引き継いで新しい社長が取り組み始めた際に事業が広がった経験から、
自分の枠で事業の成長を押しとどめていたんだと感じたそうです。
なるほど!と思って、自分がトップになるときにも自分の枠組みを理解しようと思いました。
ただ、ふと思うと、相談に乗るときにも通じますし、子育てでも同じ事が言えるかもしれませんね
時々、助言やアドバイスを多くする人がいます。
でもそれって、親の価値観や経験の中だけでの助言やアドバイスです。
自分の枠を超えるものを、体験していないものを助言はしにくいです。
そうすると、本当はもっと可能性を秘めている子供だった場合に、
逆に成長を妨げてしまうことにもつながります。
本当は、子供の可能性を広げるために、どんどんと意見や考えに耳を傾け、
助言は必要最小限にとどめることが大事なのかもしれません。
そうしないと親の枠の中に子供の成長を閉じ込めてしまいます。
しかも、この枠は優しさや、心配性、思いやる気持ちから生じるので厄介なことだそうです。
相手を信じて見守ること、そして何かあった時の責任を取ること。
大変だけど、これこそが大事なんですね。
自分自身の枠の中に部下も子供も閉じ込めない。
のびのびと過ごせるように見守る。
それが大事かなと思います。
それを心に留めていきたいと思います!