私は神道の考え方が好きです。
様々なものに神様は宿るという八百万の神々という考え方や、
人間臭い神様達などとても面白いです。
その中でも好きな考え方が殆どの宗教には、仏像やキリストの絵など
何らかの象徴的なものが祀られていますが、神道は神社の中に鏡があるだけです。
鏡は天照大御神である太陽を表しているそうですが、
一方で、鏡に映るのは目の前に立つ人であり、自分自身です。
一人ひとりの中に神様が宿っているという考え方が一番好きであり、
自分のことを嫌ったり、自分に暴言を吐く行為は自分の中に宿っている
最も身近な神様に対して暴言を吐く行為と一緒であるので、
良い言葉を、信じる言葉を言葉にした方が良いと言われた際に、
凄く感動したことを覚えています。
そんな私ですが、実は伊勢神宮には高校生のころに行って以来、行ったことがありませんでした。
高校生は神道の学校にいたので、高校1年生の修学旅行で行ったのですが、
その頃は神道の良さなんて全く分かっていませんでした。
心理学を学んでから、凄く面白いし、凄く良いと思ったのです。
そんな伊勢神宮にようやくうかがう機会を得られました。
多くの参拝者がいらっしゃいましたが、内宮の正宮の前では皆さん、スマホを取り出さず、
厳かに参拝されており、非常に質素な建物ですが、私たちのもっとも古いご先祖様が
このように大事にしていたんだなと実感しました。
出雲大社、伊勢神宮、上賀茂神社、厳島神社、明治神宮と大人になってから参拝させていただいた神社は多数。
それらの御利益があるのかは分かりませんが、今日も元気に生きていることに感謝です。